7月21日（火）朝うすぐもり、のち晴れ

　8時起き、マッサージをしていると窓の外、羊の声の中をツバメが飛び交う。この辺では普段あまり見かけないが、近くに巣を作ったのかもしれない。

　アンナは寝直したようで、階下で書き物。今日は緑茶がおいしく淹れられた。

　グリグリの二匹目、かかる。昨日のよりも小さい。父親だろうか。

　アンナ、10時過ぎ起きてきて、朝から洗濯に忙しい。小包届く。サニー用のメリノウールの毛布など。これは毛布といってもオールシーズンで使える。

　ヨガ開始が遅れたので、アンナの提案で短い方のプログラムをやる。

　洗濯物を干す。カリフラワーが気がつかないうちに旬を過ぎてしまった。サニーレタスも背が伸び過ぎ、とアンナ渋い顔。食べてみるとなるほど苦い。

　昼食、残り物の粟を赤ピーマン、赤タマネギ、オリーブとで冷製に。カリフラワーの食べられる部分はカレーディップでいただく。

　食後、アンナは読書、私は昼寝。

　二人で庭仕事。アンナ、隣家との塀のツタを刈る。捕獲器の中のグリグリを見ると、活発に動きまわっている。「出たがっているわ」「じゃあ今からすぐ行くか」。夜行性の彼らにはちょっと早い時間だが、昨日と全く同じスポットへ。扉を開ける。すぐに出て匂いを嗅ぐと、昨日のメスと全く同じトレースで草叢に姿を消した。彼らが再会出来る事を願う。

　帰宅して庭仕事続き。私はアンナが刈ったツタを集めて袋詰めに。こればかりはコンポストに捨てるわけにいかない。ツタは繁殖力が強くて、ちょっとした切れ端からもすぐに根を出してしまう。後日、市のゴミ処理場に持ってゆく予定。ポツポツときたので、生乾きの洗濯物を取り込む。グリグリの捕獲器をもう一回設置し終えたところで、雷雨になり突風、家の中に逃げ込む。少しおさまったところで庭の様子を見に出たアンナ、「ミニとマックス、倒れてるわよ」。このところ四方八方に枝を伸ばし、数センチの芽生えだった頃など全く想像できない彼らだが（5月8日付）、放任教育で繁るままにしていたツケが回ってきたというわけか。アンナの示唆で支柱を長いものに替える。古ストッキングを使った紐で、倒れていた枝をなんとか戻す。見栄えはしないが、これで多少の風にも耐えられるであろう。

　就寝前、いつものようにサニーに歌を聴かせる。「ウサギと亀」にはポコポコ、「五木の子守唄」にはのそりのそりと反応がある。偶然かもしれないが、曲想に合わせてサニーがダンスしているとしたら面白い。