7月5日(日)晴れ


 6時に目覚め、スッキリしているので起きてしまう。まだ朝日は差し込まない。窓から入る涼気に書き物も捗る。

 アンナは朝寝。のんびり起きて来る。

 前のパートナーのアンジェラからメイルが来たので電話する。彼女はサーカスのアーティストで、旦那さんとノルマンディのシェルブール郊外に住んでいる。良い別れ方をしたので、今でも一緒に仕事をする時もある。実は彼らのところに私のもう一台のクルマが預けてある。76年型のルノー4L。これが2年前まで現役で走っていた。湿気の多いノルマンディに行ってから錆が酷くなったので、「ラスティ号」と呼んでいる。車検を通らなくなり、それでも昨秋までパーツを替えたり努力して来たが、燃料タンクに致命傷が見つかり、いよいよ諦めることにした。パーツ用に引き取りたいという人が見つかったと言う。他方、彼女の甥も興味を示していたので、こちらも連絡を取ってみるという。1999年から長年に渡り世話になった車だが、パーツだけでもどこかでお役に立てれば何よりと思う。

 昼過ぎに裏山へ。いつも夕方にする散歩だが、今日はラズベリーの葉を採りに行く。アンナによれば、ハーブ類は天気の良い日の正午前後に摘むのが良いのだそうだ。今日は暑くて、羊たちも木蔭で草を喰んでいる。彼らに倣ったわけではないが、我々も森に入って行くと涼しい、恐らく2度ぐらいは違うのではないか。気分もすがすがしくなる。「この妊娠の経験のおかげで成長できて、幸せに感じるわ」とアンナ。いつものようにコース中間点のベンチで水分補給を兼ねて休んでいると、茶色の毛の長い大きな犬を連れた家族連れが林道を登って来る。その犬が我々の前に来るとちょこんとお座り。飼い主が犬に叫ぶ、「そこにもクッキーは無いよ!」これには皆で笑う。それを聞くと犬はまた家族たちとの散策に戻って行った。

 ラズベリーの葉を摘んでは、紙袋に入れる。袋が一杯になったところでアンナに見せると、「それ、ラズベリーじゃないわ。葉っぱの裏が白くないもの」。ありゃりゃ。彼女に教えてもらって採り直し。赤く熟した実を口に入れるとこれが甘い。うちの庭のものより小さいが、糖度は高い。森の自然には、それ相応のパワーがあるに違いない。

 帰宅して、マダニのチェック。私のへそのすぐ下に小さいのが見つかる。ラズベリーの茂みに入った時にピックアップしたのかもしれない。今回も処置が早く、簡単に除去。これでスコアは21で私のリードとなった(73日付)。

 アンナが作ってくれたカルダモン入りのバナナシェークで一服。これは美味い。

 昨日買ったベイビーベッド、夕刻アンナが拭いてきれいにしてくれたので、ベッドルームに運び上げる。我々のベッドにくっつけて置いてみると、寸法も問題なくフィット。今まで抽象的だったサニーとの生活が、初めて具象となって現れたように感じられ、待望感とともに、いよいよ「家族」を持つ時間が近づいたことを確認した

Popular Posts