7月18日(土)雨のちくもり


ディルの花です。

 寝坊しようと思ったのに、6時半に眼が覚めて起きる。熟睡はできているからこれで良い。

階下で窓を開けると肌寒いくらいだ。予報では最低12度、最高15度。まるで4月の気温ではないか。

 アンナ、10時まえ、起きて来る。腰が痛いというので、寝室に戻ってマッサージ。そのあと、私も一眠り。この寝直しが良かったのか、今日のヨガニドラは寝入る回数が減った。

 雨がしずしずと降っている。

 今日はソバの実を炊く時に試しに野菜ブイヨン入れてみる。これは正解、美味しい炊き上がり。これにズッキーニの炒めものとサラダで昼食。

 午後は今日ものんびり。

 夕刻スーパーに買い出し。帰路、ガソリン入れる。先週はリッター1ユーロを超えていたが、今日は1ユーロきっちりなので、満タンに。タイヤの空気圧をチェック、さらにエアサスペンションも。エアサスというと鉄道車輌ではお馴染みだが、自動車ではロールスロイス、シトローエンとボルボの旧いモデルしか使われていないと聞いたことがある。我がゴースティ号は後輪がこの空気ばねで、時々エアを補給してやるわけだ。

 帰宅してほかほかの全粒ライ麦パンとチーズでスナックのあと、アンナはエントランスホールのドアの補修、私は書き物。

 夕食は昼の残りのソバの実とサラダ、豆腐とわかめの和え物。ひと月以来のシュガーフリーダイエット、これは精製した穀類もジャガイモもアウトなので、どうなるかと当初危惧した。幸い、このソバの実、玄米、粟、グリュンケーン、全粒のパスタ。これを主食でローテーションさせ、時に前述のライ麦パンで補って充分切り抜けることが出来た。これらは栄養価も望ましいので、出産後も引き続き活躍してもらうことになろう。母親の滋養はますます重要になるし、アンナの話ではもっとお腹が減るらしい。

 晩、就寝まえ、ベッドルーム窓下の軒下でゴリゴリゴリと大きな音。何だろう?この辺は森に近いので、いろいろな動物が棲息している。ここ数年、夏になると出てくるのがオオヤマネ、我々はフランス語で「グリグリ」と呼んでいる。だが彼らの出す音はカリカリともう少し軽いはず。今夜のはイタチじゃあないか、とアンナと話す。窓を開けて眼を凝らすが、音はすれど姿は見えず。脅かしてやろうかと屋根をバンバンと叩く。「キャッ」と言ったのは外の獣ではなくて、内のアンナ。妊娠で多感になっているところに、予告なしにでかい音を出したのだから、ショックは当然。明かに非は私にあり、平謝りに謝る。アンナの話ではお腹のサニーもビクッと動いたのだそうだ。サニーにも悪いことをしてしまった。大失敗である。寝付く前にトイレに立つと、「カリカリ」という音。どうやら夏の風物詩(?)、グリグリ様のご登場と相成ったようだ。

Popular Posts