7月17日（金）どんより曇り、のち雨

　6時半すぎ、目覚める。数日前にオーダーしたサニー用マットレスの配達が7時すぎにあるので、丁度良い。配達は7時半ごろだったが、玄関のベルも鳴らず、署名の必要もなし。なんだ、これならもう少し寝られたのに。玄関前に数ある鉢植えを器用に避けて、大きめの荷物が置いてある。丁寧な配達員だなと感心する。

　大阪を11日に出たEMSがまだ届かない。郵便事情が余程良くないのだろう。

　ヨガの後にアンナ、「平たいお腹になるの、変な感じだろうなあ」。

　昨夜アンナがフリマで見つけた古着、郵送してくれるそう。同じ人がベイビー用ラップの良いのを出品したので、これも併せて買い取ることに。

　午後、雨になり、二人とも士気上がらず。今日はゆっくりしよう、と話す。私は昼寝。リビングのござの上でゴロゴロしていると、どこかの田舎家の畳の上に寝転がっているような感じ。といっても、私にとってこれは映画の中の世界。残念ながら、そんな田舎家に滞在した経験など皆無。いつの日か、家族三人でそんな日本の田舎に旅してみたいと思う。

　夕刻、雨が上がるのを待って庭に。アンナはいろいろ収穫、手入れ、整理。私はナメクジ退治。ナメクジ防御フェンス（5月19日付）の外にはみ出していたズッキーニを内側に軌道修正。こうしないと喰われるばかりか、これが橋渡しになって、内側にナメクジが大挙して押しかけることになる。家の軒下に並んだトマトの鉢植え。この東端の鉢、実が色づいている。「これブラックチェリーだったんだね」と言うと、「そう、もう一つの株から挿し芽で分けたやつよ」。そうか、クローンというわけか。なるほど、親株より背は低いが、ちゃんと実をつけているのだから、立派なものだ。このブラックチェリー種は甘味に芳香があってお気に入りである。M&Mのミニ（5月31日付）もいよいよ実が赤みを帯びてきた。

　ミニサイクリングはレイホフから城通りを普段とは逆周り。気分が変わって悪くない。コースを逆に辿っても山々の眺めは素晴らしい。

　夕食。今日の収穫を総動員して、グリュンケーンと調味料以外、全て庭からのとれとれ。グリーンピースが格別。

　零時までに寝室に入ることをリクエストしたので、ピアノは5分しか弾けなかったが、バッハを弾くと気分が落ち着く。

　「いつの日か寝坊してみたいよ」と言うと、「そうしたらいいじゃない、もう『夫のコーチする出産」も読めたんだし」「そうだね、でも体のリズムが早起きになっているみたいだし、朝一は書き物も捗るし」「サニーが産まれる前に寝ておく方がいいと思うわ。私は寝るの大好き」。確かにそうかも知れない。出産までが大忙しのような気がしているが、今は前哨戦に過ぎないのかも知れない。よし、寝坊してみようか。