7月16日（木）曇りのち終日雨

　7時前にアンナ、目覚めたので私も起きてマッサージ。

　曇りだが涼しくてこれもまた良い。9時半すぎ、アンナ起きて来る。ルイボス茶を淹れる。

　10時、ヨガ。ヨガニドラは、今朝もウトウトしてしまったが、そのおかげか、ヨガそのものは雑念少なくてスッと入れる。

　庭に出ると、先日植えたカラバサに早くも実が付いている。

　昼食、残り物のリゾットはアンナが今ひとつ気乗りしないようなので、取っておきのブルターニュ産の海苔を出してきて、これで手巻き寿司風のおにぎり。これには歓声を上げてくれる。これにサラダを添える。

　午後、煙突掃除来る。これは法定で毎年。

　アンナ、数少ないベイビー服などアイロン掛け、私は寝室の掃除機がけ。

　雨降りしきる中、ズッキーニ収穫。これで早めの夕食。

　リビングの整備が整ったので、コントラバスを階下に。久々にインプロヴィゼイション。前にも書いたが、90年代中頃、私はコントラバスをやめようと真剣に考えた時期があり、その私を救ったのがジャズとインプロだ。しばらくぶりだが、これは楽しい。同時にウォームアップにもなるから、そのあとのバッハもさらにピアノも好調。

　アンナは引き続いてサニーの着るもののサーチ。二人とも経験がないので、手探り状態なのだ。ザルツブルク北郊に古着の良いもの少々見つかり、アンナ、郵送できるか問い合わせている。

　「大きくなったらサニーはどんな体型になるのかな」とアンナ。「我々の中間じゃあないか」と答える。アンナは、すらっとして私より背が高いから、成長したらおそらく私より身長が大きくなるだろう。サニーの容姿がどうなるかは日墺のミックスだけに、実に興味深い。アンナもダークヘアだからまさかブロンドにはならないだろうが、彼女のような巻毛になるのか私のようなストレートか。「眼の色も中間かな？」と言うと、「私はあなたのような黒い眼が希望。中間になるとは限らないわ、部分部分というのもアリじゃない？」。なるほど、パーツごとに鼻はアンナ、耳は私という可能性はありそうだ。だとしたら、いいとこ取りをしてくれないかなあ。そんなこちらの思惑には無頓着に、歌の間、サニーはしきりにしゃっくりをして呼吸の訓練に余念がないようであった。