6月28日(日)快晴、晩雨になる
5時半目が覚めて寝床で「夫のコーチする出産」を読んでいると、アンナが起き出して行った。少しだけ寝直してから7時ごろ、私も起き出す。
9時過ぎにヨガ終了。やっぱり私も毎日やりたいと言うと、「一人でやるより二人の方がやる気が出るわ」。
アンナは朝食後、朝の光に包まれて庭の写真を撮っている。それから昼寝。私は前記の本の続き。出産のトレーニングとして「あぐら」の姿勢が重要だとある。欧米でも日本でもなぜあぐらは「男の」座り方だとされるのだろう。そういえば、時々考えるのだが、なぜ青色が男の色で、赤が女の色なのだろう。文明とはおかしなものだと思う。
昼食の時、あぐらのことをアンナに話すと、すぐに椅子の上であぐらをかいている。私もやってみると、これが案外に具合が良い。普通の座り方だと、気をつけていてもだんだんと腰が曲がってきてしまうのだが、これなら前屈するにも上半身全体がユニットになって動けるから、腰の負担が少ない。昔、田舎のローカル線に乗ると、4人向かいのボックスシートにあぐらをかいている乗客をしばしば見かけたが、彼らは理に叶った座り方をしていたことになる。
午後、アンナは、あちこちでペンキのタッチアップ、そして玄関の内ドアのマスキング。私はトイレとこのドアの把手を外すが、内ドアの把手は手ごわくて外れてくれない。明日に持ち越し。
空が俄然暗くなり、夕立がやってきたので、これ幸いと雨水タンクの蓋を開ける。
夕食後、コントラバスを弾く。アンナの近くに移動してバッハの無伴奏を弾くが、サニーは反応なし。ジャズのブルースやら、ベートーヴェンの第九4楽章のレチタティーヴォとかも試したが、やはりサニー、微動だにせず。妊娠この時期は睡眠の時間が長くなっているらしいから、おやすみ中だったのかも。なんかうるさい低い音がするなあ、ぐらいに思っていたのかも知れない。