6月23日(火)パリ、快晴、暑くなりそう ー ハライン
8時前起床、緑茶を淹れ、掃除片付け洗濯。結局、時間切れで全ては出来ず、次回に持ち越し。荷造りして正午過ぎ、東駅に向かう。
フランクフルト行き国際特急は先頭車が空いていたので、ここに陣取りすぐに昼食。昨夜の残りの玄米リゾット。マスクを下げて食事していると、女性の車掌さんがやってきて、「マスクを…」と言いかけて、「ボン・アペティ!」と言って笑う。マンハイムで15分の乗り換えの間に、払い戻し請求用封筒をピックアップ(往きの列車が遅れたので)、そして夕食のサンドイッチ調達。ミュンヘン行き特急も、さほど混んではおらず、最初2人席だったが、近くでくしゃみを聞いたのを機に4人席に移る。やはり書き物にはテーブルがある方が良く、お陰で捗る。
ミュンヘンからのインターシティは、コンパートメントに独りで快適。ローゼンハイムに近づく頃からアルプス北端の山々が見え出すと、いつものことだがなんとなくホッとする。パリからここまでは概して丘陵地帯か平野で、車窓はどちらかと言えば単調。景色にアクセントを添える山の姿を目にすると、どことなく頼もしく感じられるのは、山がちな日本に育ったせいだろうか。いや単に旅の終わりが近づいたという安堵感なのかもしれない。そして9時間余の旅路の末にザルツァック川を渡り旧市街の遠景を見ると、列車はザルツブルク中央駅に滑り込むのである。
ハラインにたどり着いたのは11時前、バスを降りていつも思うのは空気が良いことだが、今回は一週間ぶりに「家族」のもとに帰って来た感が強い。アンナ、ハーブティー淹れてくれる。就寝前、「あれ、サニーいつもと違う場所でしゃっくりしてるみたい」とアンナちょっと心配そう。それでも私の歌にはいつもと同じように反応しているようだ。大丈夫、サニーを信頼することにしようと話して眠りについた。
