6月2日(火)晴れ
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| 合成写真ではありません。 |
朝より「夫のコーチする出産」読む。準備と出産の第一段階。出産時のリラクセーション、またそのための環境づくりの重要性など。アンナもざっと目を通して、「これいい本ね。出産だけじゃなくて、妊娠中のこともずいぶん書いてあるわ。今まで読まなかったの、ちょっともったい無い感じね」。確かに、私の怠慢に責任がある。
通販のオットーよりSMSがあったそうで、冷蔵庫の配達は木曜になるということ。あと二日、旧冷蔵庫に頑張ってもらおう。弱っているので、冷凍庫の部分を冷蔵庫として使っている。
昼ごはんにグリュンケーンを炊く。これは日本では馴染みのないスペルトの熟していない穀物だから、私もアンナが買ってくるまで知らなかった。フランスでもあまり見かけないように思う。一晩水に浸けておけば翌日は炊くだけで実に簡単。アヴォカド、きゅうり、わかめの醤油味サラダとプチトマトを添えて頂く。グリュンケーンが美味い。コーンのような歯ざわりで風味も豊か。鉄分やタンパク質を豊富に含むので、妊娠中のお母さんは言うまでもなく、父親にも良い。これはくせになりそう。
午後アンナ、もひとつ調子が出ないようなので、今日は休みにすることを提案。
夕刻、ハラインのアイスクリーム店「ドロミティ」へ自転車で。アンナはフルーティにアプリコットとマンゴ、私はコーヒーとピスタチオ。リピーター癖の私には、この店のピスタチオは外せない。先日の産婦人科の検診のときにした賭け(5月25日付)で私が負けたので、私の出費。といっても2ユーロ80(笑)。例によってアイスクリームを楽しみながら旧市街を散策。いよいよレストラン、カフェ、バーなども再開になり、中心部の広場にもテーブルが出ている。ほとんどの人がマスクをしていない、普段の街の姿が帰ってきた。といっても、店に入るにはマスクが必須だが。この町を知って8年になるが、通ったことのないアーケードを見つけて入ると、おもちゃ屋のショーウィンドウ。サニーのためにこういう店に来るようになるのだろうか?羊のぬいぐるみがある。「でもこれ、可愛くないなあ」、とアンナ。うちに居る「バウンツィ」(4月25日付)に比べてしまうので、審査は厳しい。
アーケードを抜け、ぐるっと回って市役所のある広場に。出生届とかでいずれここには来ることになる。市役所の向かいにあるコルピングハウス、ここは学生寮みたいなところで、8年前にフェスティバルで仕事をした時には、私の同僚も何人かがここにステイしており、時折り遊びに行ったものだ。もともと何軒かの建物だったものを繋いであるので、内部が複雑で思わぬ出口に出たりして面白かった。地上階にはギャラリーも入っていて、覗くと何故かコントラバスが部屋の真ん中に鎮座。外から見ただけでは本物なのかオブジェなのかわからない。「革製なんじゃない?」とアンナ。そうかもしれない。本物だとすれば、古いものでガット絃が張ってあるように見える。そんな貴重な古楽器をエキスポとはいえ、誰もが触れられる場所に置くだろうか?
広場の中央に泉がある。滴る水をすくって飲むと、「それ噴水よ、飲用じゃないわ!」泉だと思ったのは私だけだったようだ。「大丈夫かしら、それ循環してる水なんだから。飲用の泉はそう書いてあるんだから、確かめなくちゃダメ」。坂を降りていくと泉があり、確かに「飲用」と書いてあった。本屋の店先に「長くつ下のピッピ」の本があり、「これ、絶対サニーに読んであげたいわ」。アンナも小さい頃、このシリーズが大好きだったらしい。
ウィーンの領事館からメイル。胎児認知の件について詳しく情報を頂く。親身に対応してくださるのでとてもありがたい。
ナメクジパトロールに出ると、先日も書いたレオパード(5月31日付)が野菜高床の内部にいる。ここのレタスに付くもう一種のナメクジの幼生を食べてくれているのだとしたら、何よりだ。
月が出ているので、「出た出た月が」をサニーに歌ってから就寝。少なくとも「炭坑節」のお座敷気分よりは良いだろう。![]() |
| ハラインの市役所です。 |

