6月1日(月)晴れ、今日は祝日



 740分目覚めてしばらく床でのんびり。アンナ良く眠れた由。マッサージのあとサニーに話しかけるとしゃっくりをしている。
 心地の良い朝だ。
 マンハイム在住の鉄道ファンの友人、ハラルド氏からメイル。「ブログ見た。自動翻訳と想像力で君の言いたいことはわかった。僅かだけれど君の生活に貢献できて嬉しい」とのこと。彼にはこのブログにもすでに二回登場してもらっているのだ。今回もドイツの列車の見事な写真を送っていただく。彼の素晴らしい画像をプライベートで見れるなんて、何という幸せだろう。日本で撮った鉄道写真の入ったパソコンはパリに置きっぱなしだし、しかも私のはスナップばかりだから、同じレベルでのお返しが出来ず、申し訳なく思う。
 ヨガの前に数分、時間があったので、ちょっとだけウォームアップをする。これは良いみたいで、すぐに背中が伸びる。驚いたことに木のポーズも左足を上げたままでかなりの時間保持できた。ヨガが終わるとアンナ、「この人生って、なんと美しい旅路なんだろう」。ヨガと瞑想の効果はめざましい。
 午後、書き物をしているとアンナが本から目を上げて、「ケーキ食べたいなあ、クリームとホイップクリームの載った、チョコといちごのケーキ」。「中央駅まで行けば買えないことないけど」と私。今日は祝日で、お店はことごとく閉まっているので、無い物ねだりは百も承知で彼女は言っているのだ。「ティラミスもいいなあ。それからいちご入りのココナツアイス」。私が秘蔵の虎の子チョコレートを出してくると、「それ、素敵!」とハッピー。このチョコレートは有機ではないが、フェアトレード。温暖化対策で5枚につき一本の植樹をするというもの。「この味、子供の頃におばあちゃんが出してくれたチョコに似てるわ」。彼女の実家ではチョコレートは贅沢品で、普段食べさせてもらえなかったが、おばあちゃんを訪ねると、いつもチョコレートをどこからか出してきてくれたのだそう。「あなたのおばあちゃんは甘いもの出してくれた?」。鎌倉に住んでいた頃、父方の祖母は同居していたが、母方の祖母は辻堂に叔母と二人で住んでいた。当時は1時間に一本ぐらいあった直通の「オレンジバス」(江ノ電バス)でよく出かけたが、何を食べさせてもらったか記憶がない。甘いものに今ほど執着がなかったのかもしれない。
 パリのEさんとメイルやりとり。私のアパートのトマト、危ないかもしれないとのこと。やはり給水システムが問題みたい。もし駄目なら仕方ない。
 夕刻、自転車散策。帰宅してアンナは地上階の拭き掃除、私はバスルームのクリーンアップ。夕食後に、階下にあった衣装引き出しをベッドルームに上げる。これはサニーのためで、彼女の着るものを収納したり、この引き出しの上でおしめを替えることを考えている。
 就寝前、私が真剣に出産のことを「勉強」していないことをアンナに指摘される。言われてみればごもっともで、私は何となく助産婦さんが出産時にやるべきことを指導してくれるような気がしていたのだ。2年前に買った「夫のコーチする出産」(Husband-coached Childbirth)も読みかけのままだ。これの続きを意識して読む努力をすることに。
 サニーの「おやすみソング」に今晩からシューベルトとブラームスの子守唄を加える。シューベルトの方が単純に見えるのに、歌ってみると音の跳躍が大きくて油断できない。ここまで書いて気がついたのだが、どっこいブラームスもオクターヴの跳躍があり、音域の広さもほとんど同じ。ところがブラームスの方が歌いやすい気がする。どちらも好きな作曲家だが、大学時代以来ずっとブラームスファンであることが関係しているのかもしれない。この2曲で格調高く終わりにするつもりだったが、アンナがサニーにはいつもと同じものを聞かせて欲しいというので、やはり締めくくりは狸ばやしになってしまった。

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