4月11日(土)朝くもり、のち晴ときどきうすぐもり


 先日ポストした謎の虫の穴、アンナがちょうど虫が頭を出そうとしているところを見つけて撮影する。二つあるうちの小さい方で、大きい方はまだ寝ているらしく穴が閉まっている。虫にもそれぞれキャラクターがあるみたい、と言って笑う。我々も睡眠時間には差があり、概して私の方が短い。ただしパワーナップで補うことも多いが。
 昼食はクマニラわかめそば。デザートにアプリコットのクヌーデル。玄関前のひだまりに座ってこれをいただいていると、今日もまたシジュウカラの母鳥が出掛けて行った。我々にはあまり警戒心がないらしい。
 今日はベッドルームを掃除。
 ダイニングに降りていくと庭仕事をしていたアンナが、「ちょっと来てみて、解らないことがあって。あなた何でも識ってるんだからきっと解るでしょ」。私は別に物識りでも何でもないが彼女は冗談半分でしばしばこう言う。行ってみると彼女は「移動式温室」を組み立てているところであった。これは去年彼女が考案したもの。リヤカーの小さいやつにビニールの屋根をかけて鉢植えの苗をいろいろ載せ、雨風を防ぎ、また日なたや日陰を自由に移動させる。その二本ある支柱の寸法が合わない、と言うのだ。見ると確かに幅が全く足りない。まさか支柱が冬ごもりの間に縮まってしまうわけはないから、これは違うパーツなのではないか。よく見ると本体と支柱の色が少し違う。実はこれを昨秋分解したのは私であることを思い出した、ということはこれは私の責任だ。まずい。どこかに片づけたのだが、思い出せない。このとこ物忘れ多いからなあ。家の裏、ガラージの中そして裏、見つからない。こういう時私は「物」が私を呼んでくれることを想像する。オリジナルソング「it is strange whatsoever…」を鼻歌よろしく歌いながら、もう一つのガラージに入ってゆく、と、あった!立てかけた折りたたみ梯子の裏に。助かった。潜在意識のレベルでは憶えていたのかも知れない。
 夕食後、慣例でアンナにプルーフリーディングを頼む。このブログの本文は実は彼女に内容を確認してもらっている。私が口頭で英語に訳して聞いてもらう。だから日本語の細かい表現は私の限られた日本語力に依ることになるが、内容についてはしばしば鋭い指摘をくれるので、大きな助けになっている。さらに掲載の写真についても見てもらう。ヴィジュアルアーティストだから、この上なく強い味方だ。全く頭が上がらない。彼女の言うに、「あなたの書いていること、日本の典型的なお父さんのイメージとは随分違うんだろうな。だっていつも家事やったり、料理したりしているもの」。そうかも知れない。
 就寝前、「やっぱり掃除した後のベッドルームは気持ちがいいね」と言ってもらって、ちょっとうれしくなった。私は単純だ。真夜中になったので、「ハッピーイースター」と言うと、「何にも知らないのね、普通それは土曜日に言うものよ。週末全体がイースターなんだから」。
 かくして、「何でも識ってる」どころか、私の常識の欠如がまた一つ露呈することになった。

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