4月26日(日)朝より快晴



 階下に降りてきたアンナ、鏡の中の大きなお腹を見て、「驚きだわ、身体がこんなことできるの、拡張してあと収縮しちゃう、魔法みたい!」。このところお腹が大きくなるスピードは目に見えるかと思えるほど。確かにすごいと思う。
 今日はお父さんの81歳の誕生日で、アンナ、朝のお茶の最中に電話する。いつもはお母さんが電話に出られることが多いが、今日はお父さんが待機しておられる由。このところ天気も良いので、ご両親は長い散歩をしたりして過ごされている。この電話をするために早起きしたのか、と訊かれたそうだ。アンナは小さい頃、寝坊が常習だったのだ。
 昼間、昨日植えた落選トマトたちに水をやったら、アンナ、「そんなに水やらなくていいのよ。指を地面に突っ込んでみた?」。いや、突っ込んでない、地表が乾いてたから水やったというと、「地中は湿っていること多いんだから。やりすぎると、怠慢になっちゃって根が伸びないのよ」。なるほど、植物にもハングリー精神というのがあるらしい。
 「隣の斜面のクマニラ、花開いてるわ。蕾を収穫するんだったら今ね」ということで、夕刻、アンナと裏山の森に。森の下半分はすでに満開。一面、清らかな純白の花で覆われている。アンナは文字どおり身重なので、休み休み登って行く。と、上のほうは蕾と花が入り混じっているので蕾を中心に摘む。花も食用なのでこれも少々。「葉っぱよりも蕾や花のほうが摘みやすいのよね」とアンナ。確かに根本から摘まないといけない葉っぱと比べて、一番頭の部分を収穫すればよいから楽だ。
 パリのEさんからメイル。ヴィデオを送っていただく。私のアパートの窓から撮った「20時の医療関係者への喝采」の光景。話には聞いていたが、ほうぼうのアパートの窓やバルコニーでパリ市民が拍手している。印象的な光景だ。加えてパリにいる時は見慣れていた我が家からの展望が、新鮮にまた懐かしく感じられる。パリを離れて、2ヶ月になろうとしている。今回の滞在がこんなに長くなるとは思わなかった。普段、パリとザルツブルクの間を月に1-2回は往復している。9年来、2ヶ月続けてパリを留守にしたことはないはず。欧州各国で規制緩和の兆しが見られるようだが、国境通過がフリーにもどり、懐かしの我が家に帰れるのはいつになるのだろうか。

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