4月10日(金)朝方うすぐもり、のち快晴



 今日も素晴らしい天気で、いよいよ集中暖房オフにする。
 アンナ、「おとつい大腿部の皮下脂肪だと思ったのは筋肉だと思う」。確かに張りがあってぶよぶよしていないことを確認。「極端なダイエットをやるより、むしろ健康的なものを食べる事に留意しようと思う」。私も賛成。
 昼のサラダ、庭のタンポポ入れる。ダイエット中止を受けて、アンナもパンとチーズに復帰。やっぱり二人して同じもの食べられる方が楽しい。アンナ、冷凍庫から去年収穫したヴェルヴェンヌ(バーベナ)見つける。すぐに淹れてみると、香りが高くて素晴らしい。このヴェルヴェンヌの鉢植えが屋内で見事に越冬して、今また新芽がどんどん伸び盛りだ。これを日なたに出してやると、いかにも春の陽の光を満喫しているように見える。今年もこの芳香が楽しめそうだ。
 午後、アンナは庭仕事、私は「春の大掃除」継続。今日は玄関、トイレ、バスルーム。埃はもちろんだが、蜘蛛の巣の残骸、これが結構ある。我々は普段、蜘蛛たちには寛容だ。害虫を食べてくれるから。中には大きなやつもいる。この冬はトイレに常駐しているのがいて、用を足している最中に彼が出てくるとどこかユーモラスで楽しくなった。彼らは食糧の少ない冬をどうやって越すのか不思議なのだが、個体数が減るようにも見えないので、かなりの断食に耐えられるのだろう。
 夕食、前夜の残りのリゾットをアンナが庭から収穫したフェルトサラダとルコラのトッピングで。ところが二人とも物足りない。結局、夕食後にポテトチップスとクッキーという余り自慢の出来ない結果に。前日がダイエットだったので、その反動だろうか。まあいいや、また明日があるさ。
 我々には蜘蛛の百分の一の断食でも無理だろう。

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