3月18日 (水) 快晴


 



 「今朝はシジュウカラのコンコン、聞こえなかったね」と言ったら、「もちろん聞こえたわよ、あなたは大いびきだったけど」だって。
そうか、6時前に一度眼が覚めて再び寝付けたのは7時半ごろだったはずで、最後の半時間を余程熟睡したらしい。彼女から先に起き出したので、階下のダイニング・キッチンで朝晩恒例の「ハッピーフィート」(足と脚のマッサージ)。
 この最中に妊婦用長まくら届く。日本のそば殻まくらよろしく有機のスペルト殻入り。ドイツのニュルンベルク近くで手作りで作られている。長まくらは他にも色々あったが、予定日が真夏なので風通しの良い(?)自然素材のものを選んだのだ。合成素材ではないからエコでもある。ファスナーを開けてみると、スペルト殻がいくつかこぼれ出た。意外に大きな粒である。枕は少し重いが、妊婦が横を向いて寝るのに最適だそうで、アンナはとても快適という。ネットで見ると、スペルト殻だけも安く売っていて、「なんだあ、これだったら自分で作ったのに」彼女は服飾の学校に行ってたこともあるから、確かにこれぐらいならお手の物だろう。結局、昨日のドレスと同じく良い投資だったねということで落ち着く。投資と言っても37ユーロに過ぎないのだけれど。
 今日のチョプラは世界との一体感みたいなテーマ。瞑想と書き物の後、アンナ、「今日の、もひとつだったね」。今日で18日めなので、あと数日で3週間のコースが終わる。
 アンナは昼前から庭仕事。
 お昼は例によってサラダ。レタス、赤レタス、セロリにブロッコリ。にんじんはスパイラルカッターで渦巻き状に。ようやくこのカッターで指を切らないようになった。乾燥イチジクを微塵に刻んで入れる。今日のスペシャルトッピングは庭の草の花、ヒナギクそれに名もしれないちっちゃな紫の花。これを飾っただけでアンナは歓声を上げてくれる。連日サラダ食べていても飽きないのは何故だろう、という話になった。
 日記をブログにしようと思うと言うと、「この前日記を始めるって言った時、ブログにしたらどおって言おうかと思ったのよ」と快諾はもちろん、すっかり励まされた。
 昼食後、ドイツ語アシミルやる。
 アンナは玄関の石段に腰掛けてひだまりを満喫。少し肩をほぐしてやる。私は裏山の森にクマニラを採りにゆく。木漏れ日がなんとも心地よい。犬を連れたおじいさんが先を登ってゆく。同じ場所で採るのも気が引けるなあと思い、いつもと違う場所で採取。帰ってアンナにそのことを言うと、「バカねえ、あそこはダメって言ったじゃない、雪割草が混じって生えてるかも知れないんだから」。雪割草は同じような場所に生えるが有毒なのだ。やむなく採って来たやつは堆肥に。
 コントラバス、バッハの無伴奏31-3楽章。
 ニコ、オルガと三人でヴィデオ会話。ズームというアプリは初めてだが、なかなか便利だ。今回のコロナでこの手のヴィデオ会議が増えているようだ。
 パリのジョンと電話。自宅待機令が出て以来、通りに人がいない不思議な光景が現出している、たまに外に出ると、「対人1メートルの規則」のせいで、向こうからやって来た人が避けてすれ違うらしい。話だけ聞いているとシュールな感じだ。
 夕食、有機野菜配達のじゃがいもを蒸す。アンナが色々入った美味しいガカモレ作ってくれる。ところが本人、胸焼けがするというので横になり、「手当て」を半時間ほどする。ガカモレは結局私が独占、気の毒だが、ヒヒヒと内心喜ぶ。彼女は同じおいもをオリーブオイルとソイヨーグルトで結構美味しそうに食べてくれて、おかわりまで。手当てが効いたかな。

 食後この日記をタイプしていると、ゴソゴソ音がして、「タターン、これっ!!」って言うので目を上げると、パプリカ風味ポテトチップスの袋を持って嬉しそう。さっきまで胸焼けだったのに大丈夫かと思ったけど、欲しいものは食べさせてあげたらいいやと放っておいたら、一袋開けてしまった!なんとも不思議なお腹だ。

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