3月25日(水)曇りのち晴れ、まだ寒さ続く
今日はちょっと趣向を変えて、まずはお昼のサラダの写真から。
夕刻、また裏山にクマニラを採りに。先日の失敗に懲りていつもの場所まで登る。だいぶ陽が長くなって東向きの斜面なのに、3時過ぎてもまだ陽が差している。春分をすぎたのだと感じる。今週末の日曜にはヨーロッパはもう夏時間に移行だ。
パリのディエゴより電話あり。彼はパリでの最も親しい友人の一人。舞台監督イリナ・ブルックの演劇作品を二つ一緒にこなした演劇仲間。彼はトランペットで、ありとあらゆるジャンルをこなし即興もお手の物なので、それぞれのオリジナル曲を持ち寄って多重録音して楽しんだりもする。今回の自宅待機令に当たってパリ東郊の自宅に、娘夫婦と孫がパリから疎開して来て8日め。庭もあるから、彼らはラッキーと言える。完全防音ではないが自宅に録音スタジオもあるので、楽器を吹いたり、声の録音の仕事をしたり(もともと彼は声優が本業)、孫のお守りをしたりして過ごしている由。家族で存外楽しくやっているようで、こちらもほっとした。
夕食前、ピアノ例によって平均律1番と2番。コントラバスは無伴奏3番の2、3楽章。ダイニングで本を読んでいたアンナが、「今日はあなたが音楽やってるときお腹の赤ちゃんが動いていたのよ」と言う。ほんとかな?でもそろそろ聴覚も発達している時期だと言うから、聞こえているのだろう。この前ピアノの調律やったのもそのためだし。
明日から妊娠21週なので、夕食後、ネットで日本語の妊娠赤ちゃんのサイトと、アメリカ妊娠協会のサイトをアンナに読んで聴かせる。これは毎週の恒例行事で、実際私も学ぶことが多い。アメリカのサイトにはお父さんへのアドバイスのコラムがあり、これがアンナのお気に入り。というのも、「妊婦にマッサージをしてあげなさい」とか、「押入れや物置きの掃除をしてあげなさい」という類だから。今日も早く読んで、とせがんでいたが、今週のアドバイスは「父親の産休について」。アンナぼやいて、「なーんだ、つまんないの!」