4月24日(金)晴れのち花ぐもり、風少し
ダイニングのテーブルトップが朝の光に光沢を放っている。昨夜就寝前にオイル処理をしたのですっかり蘇った。数日前、私の万年筆から噴き出したインクを拭き取ろうとして、スポンジの荒い側でゴシゴシやった。その付近だけ白っぽく色あせた上に、インクの青色がテーブルに淡いシミになって残った。やり方だけ教えてもらって、私がオイルでトリートメントをした。カウンタートップもちょうどメンテが必要になっていたから、これも併せてぜんぶ施工。
アンナの家に来るようになってすぐ、私は「シミつくり名人」の異名を取った。今でも覚えているが、地下室に降りる階段の踊り場にオリーブ油のでかい瓶を置いたつもりが、「勝手に階段を降りていって」しまった。瓶が派手な音とともに割れて油が飛び出し、地下室のコンクリートに大きな跡を残した。シャツやズボンのシミは数え切れない。これらのシミ取りはうまくなったが。今回のインクのシミは名人芸の復活を予期させたが、幸い、オイルの効果はバッチリ。言われなければ気がつかないぐらいに消えてくれた。そして結果的にダイニングのナチュラルウッド部が美しくなった。怪我の功名。
洗濯日和なので、パジャマを洗う。予備がないので今晩までに乾くことを願って。というのも2セットしかない私のパジャマのうち1セットをこのところアンナがお召しになっているのだ。ある晩、「お腹が大きくなって寝巻きがみんなきつくなっちゃった」というので、「僕のでよかったら着てみる?」、この冬日本で買ってきた兵庫県は播州製100%コットンのを出してきた。「これお腹もきつくないしぴったり、何より肌触り最高だわ!」「あなたが日本製のパジャマにこだわるわけがわかった」とのこと。
昼食後アンナは庭仕事。前庭の野菜床の新しい木枠を、廃材から切り出して作ってしまった。こういうのは彼女お手の物。直角もほとんどきっちり出すのには感心する。この手伝いを終えて玄関から入ろうとしたら…あっ、シジュウカラの雛の声だ!アンナの良い耳に遅れること6日、私の耳にも聴こえて、感動。鳴き声の周波数が徐々に低くなってきている、ということは雛が着実に育っている証しだ。